マネジメント構築で大事!プロセスアプローチ

ISO9001、ISO14001、はたまた労働安全衛生を構築する上で、大事になるのが、”プロセス”の概念。ISO9001は2008年版からプロセスアプローチの採用を推奨しています。

会社の仕事を適切な活動に分割し、その活動を”プロセス”といい、そのプロセスの要素を分解。そして改善点を見つけ出す作業が”プロセスアプローチ”です。

プロセスを構成しているのは、人、モノ、金、情報ですね。

したがって、適切にプロセスの中に、資源、材料が投入され、そして必要な人材が当てられ(必要な場合は教育され)、設備や道具が与えられ(必要な場合はメンテナンスされ)、手順が決められ(必要な場合は文書化され)、適切な判断基準が備えられ・・・

これらの要素が満たされたとき、この活動(プロセス)は管理されているということになります。

分解はそんなに難しくないですね。必要な構成要素をリストアップして、今現在の状態をリストアップして、差分を改善点としていくということです。

プロセスの分解と分析によって、改善ポイントが明確になります。例えば”営業プロセス”はさらに分解すると
ヒアリング→積算・提案内容の検討→クロージング→契約
と分割できるとします。以前、私は営業をしたことがあるのですが、私は、上司から分析・評価され、『お前の弱みはクロージング力だ』などと叱られました。つまり私はクロージングのプロセスに難あり。というのはつまりお客様の最終的な説得力が課題だったわけです。


私の話は置いといて・・・
適切なプロセスアプローチによって、何が強みで弱みなのかを明確にして、組織をよりよくしていただきたいと思います

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