昨日、北九州にあるとても興味深い会社に遭遇しました。
その会社は、自動車部品の開発や販売を行っていて
社員の方の働かせ方が、とても独特！

・毎週水曜日は3時間はやく業務を終了する
・社員の方に月々一定額の研究調査費として予算化していて、その予算は社員は好きになんでも買ってよいようにす
・昼食も社員が作って、その料理時間も業務の一環
・始業前の何分間、終業時の何分間の社員の拘束時間もちゃんと業務時間としてみる

など、社員をある意味「いかに働かせないか」を大事にしているという。
で、肝心の利益はというと、毎年増収、増益とのこと。

「社員は、言われなくても働くから、いかに働かせないかが大事」と・・・・
なぜそのような経営をしているかと聞くと
「自分が楽をしたいから・・・」と笑顔で答えてくださる。

このような経営は理想で、どの会社もできるわけではないかもしれません。
業種によっては無理な側面もあると思いますが
この社長のスタンスは、社員を働かせないどころか
社員の「仕事が好き」につながっているとのこと。

そう簡単に、そのような経営ができるのでしょうか？
社長はとても簡単そうに説明をしてくださいましたが
おそらく、ものすごい社員のモチベーションと経営をのバランスを
注意深く見つめながらなさっておられるのだろうなと
敬服するばかりでありました。

このような会社経営をしたいと思う方は多いでしょうし
このような社員を大事にする仕事場で働きたいと思う方は多いと思います。
でも現実は、ストレス満載の職場になっている会社が多くあるのはなぜでしょうか？

ストレスなく、働ける
いえ、顧客を思い社員を大事にするためのストレスを軽快に
もちつつ働ける職場が、増えることを願って
今日も軽やかな、人を幸せにするマネジメントシステムを
伝えていきたいと、すこし頭のどこかにおきながら

仕事をしてまいります。